法律相談の前の準備|30分で答えを持ち帰るメモの作り方(テンプレ付き)

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目次
  1. 準備1|時系列メモ(テンプレート)
  2. 準備2|金額一覧
  3. 準備3|質問リスト
  4. 当日の話し方|2つだけ
  5. 窓口別|3点セットに足すもの
  6. まとめ|準備とは、思い出す作業を家で済ませておくこと

法律相談の30分は、話し方の上手さではなく、持ち込むメモの出来で決まります。

必要なのは3点だけです。時系列メモ・金額一覧・質問リスト。 この記事のテンプレートを書き写せば、30分の相談が「状況説明5分+質問25分」に変わります。

準備1|時系列メモ(テンプレート)

◯◯を埋めるだけで使えます。1行1出来事、箇条書きで十分です。

【相談メモ】2026年◯月◯日作成

■ 困っていること(1行で)
◯◯業者からの請求を止めたい/払ったお金を取り戻したい など

■ 時系列
2025年◯月ごろ  ◯◯のサイトで申し込んだ(借りた/契約した)
2025年◯月◯日  ◯◯円を振り込んだ(受け取った)
2026年◯月ごろ  返済(支払い)が苦しくなった
2026年◯月◯日  ◯◯という連絡が来た(証拠A)
2026年◯月◯日  返金を求めたが断られた(証拠B)

■ 相手の情報
名前・会社名:◯◯◯◯
連絡先:電話◯◯◯/LINE◯◯◯
振込先口座:◯◯銀行◯◯支店 普通◯◯◯◯

■ 分からないこと・不安なこと
・◯◯(埋まらなかった欄はここに書く)

日付はうろ覚えで構いません。「◯月ごろ」で書けるところまで書き、正確な日付は明細で補います。

準備2|金額一覧

お金の話は、口頭より一覧表がいちばん正確です。

■ 金額一覧
借りた(払った)合計:約◯◯万円
返した(取り戻した)合計:約◯◯万円
いま請求されている額:◯◯万円

(複数ある場合は相手ごとに)
A社:借入◯◯万円/返済済み◯◯万円/残りの請求◯◯万円
B社:…

正確に計算できなくても、「約」を付けた概算で足ります。細かい確定は、相談後に取引履歴で行うのが通常の流れです。

準備3|質問リスト

聞き忘れがいちばんもったいない失敗です。最低限、この3つを紙に書いておいてください。

  1. 選択肢は何がありますか(自分の場合、どの手続きの土俵に乗るか)
  2. 費用は総額でいくらかかりますか(基本費用・成功報酬・実費の内訳で)
  3. 期間はどれくらいですか(解決までと、次に自分が何をすべきか)

余裕があれば、時系列メモの「分からないこと」欄をそのまま質問に足します。

当日の話し方|2つだけ

  1. 結論から話す — 「◯◯を止めたい(取り戻したい)です。経緯はこのメモの通りです」と最初の30秒で言い切る
  2. メモを渡す(読み上げる) — 思い出しながら話すのをやめる。記憶の順ではなく、メモの順で

これだけで、相談時間の大半を「あなたが説明する時間」から「専門家が答える時間」に変えられます。

窓口別|3点セットに足すもの

窓口 追加で用意するもの
法テラス(民事法律扶助) 収入が分かるもの(給与明細など。資力基準の確認用)
188(消費生活センター) 契約書面・広告のスクリーンショット
警察(#9110) 脅しの文言の記録・着信履歴
司法書士・弁護士 証拠一式(証拠の残し方の5種類)

作った3点セットは、窓口が変わってもそのまま使い回せます。

まとめ|準備とは、思い出す作業を家で済ませておくこと

相談の場での「えっと、あれは確か…」を家で済ませておく。準備の中身はそれだけです。

時系列メモ・金額一覧・質問リストの3点を作れば、どの窓口でも30分で答えを持ち帰れます。

どの窓口に持ち込むかは、状況別の仕分け早見表で確認してください。

よくある質問

書類が散らばっていて、どれを持っていくべきか分かりません。

完璧に選別する必要はありません。関係しそうな書類を1つの袋にまとめて全部持っていき、相談の場で必要なものだけ出してもらう形で足ります。捨てる判断だけは相談の後にしてください。とくに封を開けていない督促状は、開けて日付順に重ねておくと確認が速く進みます。

話すのが苦手で、うまく説明できる自信がありません。

説明はメモに任せてください。冒頭で「経緯はこのメモの通りです」と渡してしまえば、口頭で話すのは補足だけで済みます。うまく話す必要はなく、正確なメモがあれば相談は成立します。電話相談でも、メモを手元に置いて読み上げる形で同じ効果があります。

嘘や隠しごとがあると、どうなりますか?

隠した事実の上に組んだ方針は、後で崩れます。とくに借金の総額・保証人の有無・闇金からの借入れは、言いにくくても最初に出してください。相談相手には守秘義務があり、あなたを叱る場でもありません。全部出した方が、確実に有利な設計になります。

相談してから次の相談まで、間が空いても大丈夫ですか?

メモの末尾に「前回の相談で言われたこと」を書き足しておけば、別の窓口でも続きから話せます。ただし、取り立て・時効・裁判所の期限が絡む問題は、間を空けること自体が損失になります。急ぎの度合いは最初の相談で確認しておいてください。

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